崩玉は、青みがかった輝きを放つ小さな球体であり、その本質は巨大な霊力と意志が物質化した塊である。元々は浦原喜助と藍染惣右介によって作られた、二つの独立した試作品が存在していた。両者の科学者は、互いに独立して、死神と虚の力の根本的な限界を超える必要性があるという結論に達した。彼らの研究は、死神を虚に、虚を死神に変える過程に集中していた。
彼らの未完成の創造物が不安定であり、意図したものを完全に実現できないことを発見した藍染は、浦原の球体を手に入れると、それを自分の球体に食べさせた。二つの不完全な試作品の融合の結果、単一の完成した崩玉が生まれた。この神器の重要な特徴は、原始的ではあるものの、それ自身の意志を持っていることである。それは単に願いを叶えるのではなく、周囲の者の心を「読み」、進化への渇望が最も強く、実現に適している者のものを選ぶ。もし存在が十分な潜在能力を持っていれば、崩玉はその発展を導き、自然によって定められた標準的な段階や制限を迂回する。それは命令を盲目的に実行する道具としてではなく、力と変革への渇望に選択的に応答する触媒として作用する。藍染が制御を失った後、神器は彼を価値のない者と認め、実質的に主人を拒絶し、それが藍染自身の封印につながった。