市丸ギンは護廷十三隊第三番隊の元隊長であり、藍染惣右介と東仙要とともに尸魂界を裏切った三人の隊長の一人である。彼の絶え間ない笑顔と常に細めた目はトレードマークとなり、その背後には瀞霊廷で最も危険で秘密主義な人物の一人が隠れていた。彼の大人としての人生のすべては、ただ一つの目的、すなわち、彼にとって唯一本当に大切な人である松本乱菊に与えられた苦しみに対する藍染への復讐に捧げられていた。そのためにギンは数十年にわたり忠実な追随者を装い、決定的な瞬間に致命的一撃を与えようとした。彼の斬魄刀・神槍は始解ではほぼ瞬時に百メートルまで伸びることができ、卍解・神殺槍は外見は同じ形でありながら、細胞を内側から破壊する毒という真の致命的な本質を隠していた。ギンは復讐を果たせぬまま命を落としたが、彼の遺志は黒崎一護に受け継がれ、彼に始めたことを終わらせることを託した。